arfifmoyo50’s blog

コップの水はまだ半分より多くあるよ。

1人の日本人として思う、超少子高齢化社会の今後

2023年もあと僅かとなりましたね。

北海道に生まれて暮らして50余年…。

吹雪の日もあり、自動車運転が怖い

日もあります。

電車が蜘蛛の巣のように張り巡ら

す都市の方々には理解出来ない程、

クルマ依存生活を余儀無くさせら

れています。

 

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(函館山を望む 2022年1月)

 

 

北海道はどのまちでもバスやタクシ

ーの運転手さんが確保しづらくなっ

ており、運賃が値上がりしたり、路

線の見直し話が急に増えていたりし

ています。

 

 

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(NHK12月1日 ネットニュース)

 

公共交通機関が不十分であること

から、なかなか運転免許証を返納

することを躊躇う高齢運転者を私

もたくさん知っています。

 

もちろん、だから足代わりにクル

マを乗り回し、逆走したり、歩行

者の列に突っ込んでしまったり、

お店を破壊してお客さんに怪我を

負わせたりしてはいけないですか

ら、もう運転を無理という人は、

しっかりやめてもらわなければ

いけないと考えています。

 

2年前、実母の運転免許証をあえ

て失効させて、車を売却してしま

いました。

実母免許の返納に同意してくれな

かったんです。

話し合いの末、本人は売却にも免

許証の失効にも同意をしたのです

が、時々、「車に乗れたらなぁ」

と私は言われたり、なじられたり

することがありました。

 

実母が78歳の時に車道と歩道を間

違え、歩道から車を落とし、駐車

中の3台の車両にぶつけ、平謝りを

被害者方々にした経験があります。

また、実母は自宅前で、その事故

のフラッシュバックが起き、車庫

入れが急に出来なくなり、代わり

に車を納めて欲しいと私に頼んだ

ことがあり、もう運転は実母にさ

せてはいけないと私は思いました。

 

「超」がつく高齢化社会

これからますますそうなります。

危なっかしい高齢者の運転を含め

生活を見守る義務が私達にはあり

ます。

ブレーキ、アクセルの踏み間違い

は論外ですが、加齢による視力の

低下、判断力の低下、反射神経の

衰えなど言い出すとキリがありま

せん。

このようにいう私もアラフィフに

なっていろいろ体調の波があるこ

とを知り、高齢者の身体変化はも

っといろいろたくさんのことが起

こるのだろうな、と思うようにな

りました。

スーパーのセルフレジでもたもた

している高齢者の方もお見かけし

ます。

やはり高齢者の方が新しい機器に

対応することに苦戦しているのか

も知れません。

考えてみると、レジはセルフレ

ばかりになってきましたが、これ

はごく最近のことです。

むかしの高齢者は有人レジに任せ

られたのですから、現在の高齢者

は急に自分でなんでもやってくだ

さい、と言われ始めた被害者さん

かもしれませんね。

多少時間がかかっていても、見守

るのは必要なことでしょうね。

 

私は第二次ベビーブームの生まれ

ですから、たくさんの同世代の人

と育ってきたのですが、やはり子

供の頃はなんか賑やかでわいわい

していた気がします。

 

今の15歳以下の児童たちには、そ

のような感じはありません。

これからこの国はますます人口減

になるでしょう。

仕方のない話です。

少子化対策をたくさんの人が、考

えてこなかった訳じゃないでしょ

うが、このレールからはみ出すき

っかけを作ることは出来なかった

ことは事実です。

 

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国力が落ちる、と言えばそうで

す。

GDPがドイツに抜かれました。

ただ、ドイツ人口は我が国より

少ないので、生産性自体ドイツ

の方が優れている、というお話

になるようです。

 

私が言いたいのは人口減含め、

少子高齢化社会で、この国

自体の気力を無くしていくこと

の怖さです。

 

こんな時代において私たちは、

どうしたらいいのでしょう。

 

日本人には勤勉さという美徳が

あります。

他国の方には申し訳ないけど、

日本人には日本人だけの美学

がある一。

思慮深さ、他者への配慮…。

「他人に迷惑をかけないように、

気をつけて暮らす」ということ。

 

そういうものを忘れない限り、

日本人はいろいろな意味で、

「まだまだ捨てたもんじゃ

ない」

となるような気がしています。

 

日本人の総数が減ることは

仕方ない。

でも、日本人の、日本人ら

しさが失われるのは問題だ

と思います。

 

少なくてもいい。

崇高な、素敵な日本人の美学

かな?それを無くしたくない

です。

 

高齢者を敬いましょう。

年少者を擁護しましょう。

他者を労りつつ、自分を

まず大切にしましょう。

これらは何一つぶつかり合い

ませんよね。

 

日本人ならごくあたりまえに

してきたし、これからもして

いけるのではないかと思うの

です…。

 

大谷翔平さんのドジャース会見

がさわやか過ぎて、急に日本、

日本人…について考えてしまい

ました。

本当に大谷さんは、日本の誇り

であり、日本人の誇りですね。

 

おそらく多くの方は同じ気持ち

でいるのかも知れません。

 

高齢者のほうも、案外我儘に考

える方も増えているのか、

「え?あんまりだわ。それは違

うでしょ!」

という身勝手な振る舞いをする

方もいますよね。

年を重ねて思慮深さを獲得しな

かったのか、いやいや、

「もう、いい加減好きにやりた

いわ、年寄りだからいいでしょ

う」

という開き直りが出ちゃうのか

分かりませんが…。

 

そういう残念なお年寄りにはな

らぬよう、気をつけていかなき

ゃ、と考えているところです。

 

2023.12.17  アラフィフもよ

     秋元 望余