arfifmoyo50’s blog

コップの水はまだ半分より多くあるよ。

「シルバー世代の性生活」に対して思うこと

こんにちは♪

こんばんは♪♪

アラフィフもよです。

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 きょう踏み込んだ話をさせて

もらいますね。

 私の知人ナツコさん(仮名)の話

です。

私も身バレしたりする可能性も無

きにしもあらずなので、仮名で、

お話します。

 そのナツコさん、ご近所に1人

暮らしの80歳のお母さんがいます。

    Sさんです。

 パジャマでゴミ出しをされたり、

髪も乱れたまま、サンダルで布団

を干したりしているアバウトな暮

らしぶりだそう。

 戸建に自立して住んでいます。

旦那さん、つまりナツコさんのお

父さんを5年前に亡くされています。

 週2回、フォークダンスサークル

に通っている、元気な年金受給者

のお母さん。

 ナツコさんは最近あまり訪れて

はいない様子です。

 「どうしてなの?」

と質問しますと、ナツコさんは

答えてくれました。

 ゴミ出しの仕方があまり良くな

く、燃えるゴミの指定日に、あか

らさまにお菓子の缶のフタが見え

るカタチで入っていたので、

「それは缶だから、回収されない

よ、袋から出さないと…」

 とナツコさんのほうから声掛けを

して、取り除くよう促すとカッカ

と怒ってきたというのです。

 オロナミンCの瓶が入っていたり

して、行くたびナツコさんはそれを

抜いて持って帰って処分したりして

いるとの事です。

 高齢者が分別違いをしてしまって

も、カバーしてあげる事は多少は、

仕方ないかも知れない、とナツコ

さんには話しかけました。

 ためらいながら、それだけでは

ない、とナツコさんは続けます。

 「実は…。」

 

 ナツコさんがドラッグストアに

お母さんのSさんを連れて行くと、

Sさんは潤滑ゼリーをカゴに入れ

て他の日用品と合わせて会計した

そうです。

 いつも会計は別で、買い物にノ

ータッチでいたナツコさんは、ビ

ックリ…。

 会計は別でも、80歳の高齢者の

母がドラッグストアで、潤滑ゼリ

ーをいそいそと買うのは、ひとの

目が気になった、と言います。

 

 ナツコさんはそれから、お母さ

んの行動を注意してみるようにし

たそうです。

 Sさんはダンスサークル以外に、

夕方もお出かけになる事が増えて

いました。

 行き先やメンバーは、ダンスの

女性同士の食事とナツコさんには

言いながら、嘘をつくようになっ

た、と言うのです。

 

 Sさんがバス停まで歩くのかと

ナツコさんはそっと見ていたら、 

その先のコンビニ店まで歩いてい

き、そこで、真っ赤な軽自動車に 

乗りこむお母さんを見たそうです。

 自動車の運転している人は、同

世代の男性。

 乗っているのは、一人で、嘘を

つかれて苦しいとナツコさんは言

います。

 1人暮らしのおばあさんが楽しむ

付き合いがあって、別にいいんでし

ょうが、ナツコさんは自宅前から乗

らず、また、嘘をつく事自体が意味

深な感じを受けるし、例のゼリーの

件もあって母親を嫌悪してしまうと

の話でした。

 

 シルバー世代でも趣味を楽しむ事

が一番若くいられるコツなのだ、と

ナツコさんはわかっています。

 

 フォークダンスサークルもイキイ

キと通うSさんを励まして送迎をし

てあげていたそうです。

 食料品も時々届けてSさんに対し

て頑張っていたから、男性の影を

見せられたショックが大きかった

ようです。

 

 Sさんは、外ヅラモードと内ヅラ

モードの落差が激しいとナツコさん

は語り、Sさんの家を時々お片付け

に通ったりしていました。

 自立して暮らしてはいるけれど、

だんだん物忘れが出てきたり、家

の整理整頓が難しくなってきてい

る母親の面倒をどうしていくか考

えているのに、本人は嘘をついた

りしながら、老いらくの恋を生き

る…。

 ナツコさんは嫌悪感と不安を口

にします。

 そのうち判断能力が落ちてきた

とき、交際相手に金銭を騙し取ら

れないか、ナツコさんはその事も

心配していました。

 

 「潤滑ゼリー」…。

 御年80歳!

   このゼリーって、飲んだり食べ

たり、薬を飲み易くしたり、パン

にのせるものではないですよね!

(冗談です)

 

 シルバー世代の性って、案外あ

るんですね。

 リアルに実在する近くのケース

を聞いて、私もびっくりしました。

 

 シルバー世代の方のほうが、私

達アラフィフ世代の男女より、性

に対して、貪欲な感じを受けます。

 

 SさんはスマホやPCを使えませ

んし、らくらくスマホも使えずす

ぐ解約したという位、新しいデバ

イス対して消極的です。

 もっぱら固定電話で、ナツコさ

んやお孫さんに連絡を取ったり、

例の 赤い軽自動車の彼との会話

もしているでしょう。

 

 時代が昭和に止まったままのよ

うな印象のSさんの暮らし。

   それに比べて、ネット社会に面

白さを感じる私達は、昭和を生き

た年代より、性生活を貧しくさせ

てしまっているかも知れません。

 

 私の場合、かなりスマホを使い 

ます。

 株式の取引やネット銀行の活用

もあります。Twitterもします。

 YouTubeは、かなりTVで観る事

が増えましたが、それは何を使う   

かの違いでしかなく、ネット関連

を朝から寝るまで相当追いかけて

過ごしています。

 

 私より若い世代の性生活が、激

しいものなのかどうかは分かりま

せんが、スマホ依存生活を送って

いるなら、案外同じくらいかも知

れません。

 人の1日の時間は有限で、同じ

24時間だからです。

 絶対に彼女を作りたい、絶対

に結婚しなきゃいけない、とい

う話を耳にしなくなりました。

 時代がそうなっているという

話は、既に言い古されています。

  

 戦後のあまり豊かでなかった時

代から青春らしい生活を送れずに

過ごした高齢者さん達は今、一番

人生を楽しめているのかも知れま

せんね。

 

 ひとの暮らしは人それぞれ…。

 シルバー世代の性生活。

 

 したい人が、したいときに、

したい相手がいるなら、何も言う

事はない?

 性に対しては、個人差が大きい?

  皆さんはどのようにお感じで

しょうか。

 

  2023.3.13   アラフィフもよ

    秋元望余