かまいたち・山内さん
薬局で「全然要らん時間やな」と思う瞬間は…
「さっさと薬もらって帰りたい」
2024年02月29日 スポニチ
山内は「処方箋持って病院の近くの薬局行っ
た時に、処方箋見て薬渡してくれる薬剤師の人
がカウンセリングじゃないけど“どうされたんで
すか?”“お熱今あるんですか?”って。
いや、関係ないやん」と薬剤師に症状を尋ねら
れることがイライラすると語った。
続けて「それ(診察)はもうしてきた。その
結果、これ(処方箋)もらって渡してるねんか
ら。さっさと薬もらって帰りたいのに」と不満
を口にし「“どうされたんですか?いつから熱出
てるんですか?”って、あれもう全然要らん時間
やなって思っちゃう。しんどいから、はよ薬渡
して帰らせてほしいのに」と症状については、
医師に診察してもらってるからこそ、薬だけ
もらって一刻も早く帰りたいと訴えた。
この発言が不適切なものだったと後に山内さん
の相方さんや番組側は謝罪したとか、山内さん
本人はだんまりしたままだとか…。
実際のところ、同じように思われた方も多いの
ではないでしょうか。
私も実は、前から同じことを感じていました。
今冬、左股関節痛を起こしまして、整形外科
を受診しました。
鎮痛剤を処方をされ、近くの調剤薬局さんに
受け取りに行きました。
初診で14回分頓用の整形外科医処方の鎮痛剤
です。
薬剤師さんには、その情報しかありません。
やはり案の定、訊かれました。
「どうされましたか?腰痛ですか」
「ハイ」
私は嘘をつきました。
正直に言うと、左側の股関節痛です、という
ことが恥ずかしいワケです。
部位が部位だけに説明したくない。
腰痛でもなんでも医師が処方している薬名と
量等が合っていたら良いのではないか、と思
うワケです。
薬や量の間違いがあってはいけないから、チ
ェックすることも大切な役割だとは分かるの
ですが、私は本当に調剤薬局でのやり取りが
とても無駄に感じます。
山内さんの意見と同じ。
医薬分業でこうなりましたが、むかしは、処
方薬は院内でもらうものでしたよね。
会計後には隣の窓口から、小さな医院では、
会計と一緒に。
個人的には、このスタイルが楽で好きでした。
高熱が出たり、お腹を壊したりしたら、場所
移動も大変じゃないですか。
薬は早くもらいたい。早くすぐ飲みたい。
特に頓用の薬ならすぐ飲みたい。もちろん、
できれば直帰したい。
そんな気持ち、ありますもんね。
山内さん、個人的には悪い発言をしたとは
思えません。
しかし、やはり公では言ってはいけない時
代なんでしょうね。
ひととの会話が欲しい高齢者さんなら、調
剤薬局での会話はうれしいかも知れません
が、私は気の重いものです。
機械的に、
「コレコレ、○日分出されてます。
お会計○○○円です」
が理想です。
病院に行って薬をもらうって、大変なプラ
イバシーでありますから、こっそりと受け
取りたい方もたくさんいますよ。
例えば、性感染症の薬、メンタル系の薬、
ピルなどの薬、メタボ治療薬など。
医薬分業、実はあまり意義を理解出来て
いないんです、私は。
山内さんが言うこと分かるんです。
彼が謝る必要がないと思うなら、
謝らないことも全然良いと思います。
芸人さんが番組のテーマに沿って発言した
内容が、後から謝らないといけないという
のは、なんだかつまらない、うるさい時代
になってきたと感じます。
本音はウチだけにしないといけないなら、
芸人さんも本当に大変でしょう。
2024.3.10 アラフィフもよ
秋元 望余