arfifmoyo50’s blog

コップの水はまだ半分より多くあるよ。

アーリーリタイア,転職!履歴書!

   とっとも小さい話なので、小さくお伝えしますね。

   私はある小さなまちの中では、1か2を争う大きなところに

30年近く勤めていました。

  小さなまちの優良な職場。普通は定年退職まで居座る、

そう、しがみつくのがあたりまえと言われていました。

 

   辞めたい理由なんて誰にでもあると思います。

 街が衰退してシャッター街の商店街ばかりのさびれたまち。

 私は給料はそのまちでは良い方でしたが、本当にこの小さな

まちで働き続けることが嫌でした。

 

 辞めたい、辞めよう、実際に退職するまで10年かかりました。

退職後の準備、周りの説得、いえ、それよりも自分の心の据え方

にでした。

 その10年間で、私はいくつか資格を持つことが出来ました。

 転職に役立つものもありましたが、多くは教養の域を出ない

ものが多かったかもしれません。

 履歴書に書ききれないほどありますが、多ければ良いとは

思いませんので、省くものも多く、必要性や関連性で応募ケース

を合わせ、セレクトして資格欄は書きます。(パートの募集は特に)

 

  資格は転職の最大の武器になると私は思っておりましたが、意外

にも転職に役立つものはそうではありませんでした。

  それは30年間近く勤めたという職歴でした。

  この小さなまちの優良と言われる大きな職場で長く勤務してきた

ということが、一番私の履歴書中、採用者が目を引く点であることは、

私にとっては皮肉なことでした。

 

 もし、10年早く退職していたらどうだったのか、考えてもしょうが

ありませんが、今とはまた違う結果なのかも知れません。

 

 そして、採用面接で必ず言われることがあります。

 それは、「あなたは仕事をしながら、ずっと勉強をし続けてきた

のですね」という独り言のような感想に近い一言です。

 つまり、資格取得を目標に努力をすることは無意味ではない

ということなんです。

 仕事と資格取得の勉強の二刀流を成功させられたら、その点を

必ず評価してもらえます。

 私の面接ではそういう感じでしたので、そのことは強調したい

です。

 

 資格勉強に集中したいがために、退職を急いでするのは、

おすすめ出来ません。

 このことは特に若い方向けのアドバイスになりますね。

 どうしても耐えられない、というならともかく、食べていけるか、

転職に就けるかどうか、そもそも合格するかどうかすら分からない

のに、現職を失うことは危険極まりないお話です。

 

 辞めずに続けていても、辞めて履歴書書いても、<生き様>を

書ける人物になりませんか。

 

 働き続けながら学びを続けることは辛いこともあります。

 1日を自分で時間管理する能力は誰にでもできることでは

ありません。

 しかし、方法はあります。

 それは、習慣化することです。

 それができれば案外上手くいきます。

 ひとは習慣化するには3週間必要という話があります。

 3週間し続けられると、今度はやらないと気が済まない風に

なってきます。

 そうなってしまえば、こっちのものなのです。

目指せ!二刀流!

 

 働き続けながら、資格を取る学びを続ける。

 私は取得のため、教材費、学費、受験料、交通費、場合に

よっては宿泊費等たくさんお金を使いました。

 一発合格したものだけでなく、二度目、三度目受験もあります。

無駄な支出をしたな、とは思いません。

 落ちた試験ですら、そのための学びの期間は楽しく、

「受かるといいなぁ」と希望を持てましたから。

 数ヶ月から数年間かけて、追い続ける希望を抱くって、ありそう

で無いと思いませんか。

 

 お伝えしたいのは、人生の時間は有限です。

だから、一日一日を充実させていきましょう。

 

2023.1.16   アラフィフもよ

秋元望余