arfifmoyo50’s blog

コップの水はまだ半分より多くあるよ。

洋上風力発電に期待したい!エネルギーの話

こんにちは。

こんばんは。

きょう初めての方も

このご縁、感謝しております♪

アラフィフもよです。

   きょうは3月11日で、特別な日

です。

 この標記テーマをずっと私は、

書こう書こうと考えてきて、しか

し、ブログとして扱うには難しく、

長くなり過ぎてしまいそうで、また

私のようなど素人がこの国のエネル

ギー政策に口を挟む程の知識も無い

のですが、やはり自分は きょう

3月11日に、このテーマを書かない

のは"逃げ'' だと思いますので、私

なりに思う事、調べて感じたものを

記してみたいという思いに至りまし

た。

(既にこの前書きが長い)

 

 今回、いつもより長文になりそうですので、

お目通しされる方にも先にお伝えしておきま

すね。

 

❶やはり岸田政権は原発政策へ舵を切ったのか?

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(転載: 時事通信  )

   こちらは閣僚の様子、先月の記事です。

「需給のひっ迫への対応」「電気代高騰」を理由に、

原発再稼働を念頭においているという話です。

 ウクライナとロシアの戦争などの影響もあります

が、どうも政府は原発稼働ありきで、他の再生可能

エネルギーでのシステム開発等をないがしろにして

いるようです。

 本当に原発再稼働をしなくてはならないのでしょ

うか。

 きちんと今、そして将来の日本国民にそれを説明

することが、出来るのでしょうか。

 

 

❷洋上風力発電の秘めた可能性は大きい!

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(転載:北海道新聞

   関西電力の開発であることがミソなのですが、

北海道で多数企業からの洋上風力発電のお話は

出ているのです。

 

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(転載:北海道新聞

 

  この洋上風力発電は世界的に日本は立ち遅れて

います。

 洋上風力発電の開発が進んでいるところは、ノル

ウェー、デンマーク、ドイツ、ベルギー、フランス、

英国などに囲まれた北海を中心とする海域などのヨ

ーロッパの国々です。

 また中国では昨年末に世界最大出力となる洋上風

力発電用タービンが運用開始。洋上風力発電に積極

的です。

 それに対して日本はどうか…。  

 東京電力のあの原発事故から、日本は火力発電に

依存した体制に戻りました。

 火力発電以外の再生可能エネルギー開発に他国に

遅れを取っているのは、政府が熱心に、また真剣に

火力発電に換わる再生可能エネルギーでの新しい発

システム開発を進めて来なかったからでしょう。

 

水素自動車開発…等日本は先進国の中でも環境保護

に熱心な国で、他国よりきれい好きで、クリーンな

国民性をもつと思っていましたが、洋上風力発電

開発で、あの大気汚染で健康被害をもたらすような

お粗末な国に遅れをとっているということは残念な

ことです。

 

 北海道の洋上風力発電の大きな1社が、もし

きちんと開発され、発電することが出来る場合

泊原発の発電量と同等、それは言い過ぎだとし

ても、少なくとも北電苫東厚真火発を上回る規

模となるだろうと試算されています。

 

 ❸洋上風力発電には政府の理解が絶対必要。

 

 洋上風力発電には国の「促進区域」の

指定を受けなければならないのです。

 経済産業省が公募者の中から1事業者を選定し、

最大30年間の長期占有を認めるということにな

るのです。

❹高度な技術力、人材育成が洋上風力発電のカギ!

 洋上風力発電のには、開発コスト、高度な

技術、人材育成が必要です。

 以前国内の陸上風車が作られていましたが、

市場が育たないことを理由にメーカーが全て

撤退しました。

 洋上風車は羽根は長いもので100mになり、

先端は回転スピード時速300キロです。

 日本には技術的に出遅れ、組み立てにも先

進地ヨーロッパ作業員の技術が必要と言われ

ています。

 いま、由利本荘市能代市などでは、洋上

風力発電の技術力を上げる取り組みを行って

いる機械メーカーさんや再生可能エネルギー

関連の特別授業を受けられる高校(能代科学

技術高校)の人材育成のための取り組みが始

まっています。

 

 洋上風力発電の開発は難しく道のりは遠い

ものかもしれません。

 しかし、原発のこれまでの開発もそれ以上

の年月をかけて、多くの失敗の繰り返しや莫

大な経費、税金を投入してきた筈です。

 短絡的に、政府が需給のひっ迫等と言って、

本来できる再生可能エネルギーの開発をせず

原発再稼働に舵を切ると簡単に言ってはな

らないのです。

 洋上風力発電の失敗は金銭で片付きますが、

原発再稼働の失敗は金銭だけでは済みません。

 扱っているのは核なんですから…。

 

福島第一原発の遅れている廃炉計画

使用済み核燃料プールの燃料取り出し

〇建屋の解体

デブリや大量に出る廃棄物の処分場所の決定

 (未だ決定されていない)

〇処理水放出は、今秋保管タンク約千基が満杯

   になる見込み。

    (デブリを取り出さない限り汚染水は毎日

     約100トン発生する)

 

  23年2月21日時点で、デブリ推計量は約880トン。

  

 

❺より学びを深めるために…!

 

 ここまで書いて参りましたが、私は専門家

ではありません。

 デブリのことや汚染水のことはニュースで

流れると耳を覆いたくなることもあります。

 しかし、きょう3月11日は福島原発のこと

を考えようと思いました。

 洋上風力発電の専門誌があります。

 たくさん、各企業、地域での取り組み、

ネットで探すと出てきます。

 

f:id:arfifmoyo50:20230226160348p:image

(WIND JOURNAL 転載)

 

   北海道での洋上風力発電の国の「促進区域」

指定、そして一日も早く順調に開発が進み、

「洋上風力発電先進国の仲間入り」ができ

ることを願っています。

 

 最後になりますが、東日本大震災で被害に

遭われた方々のご冥福をお祈りいたします。

 

 2023.3.11  アラフィフもよ

    秋元望余