結婚していても、事実婚でも、同棲でも、
なんでもいいんですが、アラフィフ世代で
仮面夫婦生活を続ける方は、案外
いらっしゃるものです。
はっきり別れない理由には何があるの
でしょう。
仮面夫婦の仮面を脱げない理由って、
なんでしょうか。
異性、同性の仲間、知人のつきあいも
世の中にはありますし、家族としての
交流が盛んなケースもありますでしょう。
「おひとりさま」の楽しみ方もずいぶん
多く増えましたね。
私もアラフィフ世代の1人として、
おひとりさま企画で、かなりの行動範囲
は広いほうです。
ただ、どうなんでしょう？ やはり
「つがい・カップル」単位がもし、
おひとりさまの自分の隣席に現れて
楽しそうに微笑み合ったら…
そこはかとなく、淋しくなってしまう
かも知れないなぁ。
やはり、この国は、やはり「つがい」
単位、「カップル」単位が生き易く、
暮らし易く出来ているんだろうと思い
ます。
だから、仮面夫婦のまま、ひとまず
我慢してやり過ごすのかなー。
世間体もあるし。
そんな理由があるとしても、無理ない
かも知れません。
例えば、DVがあった、カラダ中暴力
アザだらけ、子どもを虐待しまくる、
舅、姑問題で泣き暮らした、マザコン
過ぎて話にならない、金銭的に卑怯者、
ギャンブル依存症、性生活の耐え難い
性癖(?)
…等の本当に絶対無理！すぎる相手なら
アラフィフになる前にとっくに、別れて
いますよね。
別れずに長く居るということは、
なんでしょうかね。
血縁者じゃないけど、血縁者みたいな
どーしよもねー関係だし、みたいな感じ
でしょうかね。
仮面夫婦を長きに渡り続け、配偶者の
退職金の半分を狙う、年金額の半分を
もらう、その時期を待って離婚を申し出る
そんな話は今もありますね。
長年の「内助の功」を盾にして、専業主婦
が離婚相談を弁護士から受けながら、
配偶者の退職、老後のやれやれ感の訪れの
瞬間、真珠湾攻撃みたいに、不意撃ちを
喰らわす手口です。
私は女性ですが、そういうのはヤダ
なぁと思いますね。
上記のDV他のように止むに止まれぬ理由
をあまり感じないせいもあります。
私がある程度、長く仕事をして専業主婦
ではなかった、ということも理由にあるか
も知れません。
専業主婦って、ナンボのもんでしょうか。
現代では、家電製品は充実し、コンビニ
はあり、デパ地下の惣菜は美味いワケです。
よっぽど、兼業主婦？(この言葉はどうなん
だろう？) の方々のほうが、専業主婦の方より
実際に大変ですね。
「名も無き家事」がまだまだたくさんある
ことは間違いないですから。
結論を一つだけお話しますね。
専業主婦だからといって、退職金や
年金額を半分セシメテヤロウというのは、
間違いです！
「私の人生返して〜」
それは違います。同じコトバは、
おツレサンも思っていますよー。
アラフィフまで我慢出来た方は、墓場
まで我慢が出来る人である可能性は大
です。
なんといっても、耐性が付いています。
意地悪な話をすれば、健康的な生き方を
して、ツレより長生きをすれば良いのでは
ないでしょうか。
私には仮面夫婦の仮面はもうツラの皮が
ブ厚くなり過ぎて、簡単には剥がせない
んだ〜、としか言いようがありません。
異論反論、いろいろある方もいらっしゃ
ると思いますが。
人生100年時代とすると、まだ半分です。
別の道を選択することもあり。
否定することは全然ありませんね。
かくいう私も、そのうち鉄仮面のような
分厚いツラの皮を剥がし、新しい道をゆく
かも…。
ちょっと刺激的アラフィフの新生活…⁇
うー、無理かー。
2023.1.21 アラフィフもよ
秋元望余
